Satin frill pulloverの改良のこだわり
このプルオーバーを制作段階で決めていたことの1つとして『甘くなりすぎない大人のフリル』
これを実現するために改良を重ねた部分が『フリル』
最初は身頃のフリルはラウンドの形でフェミニンさが際立っていました。
これだと表現したい「甘くなりすぎない」からは少し外れてしまうんじゃないか、もう少しモードさを出すためにはどうすればよいのか?と熟考し
①フリルの山を鋭角にする
②フリルのひだを極限まで削る
という結論に至りました。
その最終デザインがこちら。
鋭角になり、大きく出ていたフリルの山を抑えたことで甘すぎず大人が着て違和感のない、モードなプルオーバーに仕上がりました。
そしてもう1つのこだわりが、後のデザイン
後のフリル位置も真っ直ぐではない、斜め(アシンメトリー)にすることで、一筋縄ではない大人のこだわりを表現しました。
細部のデザインのこだわりと着心地の良さ、お手入れのしやすさ、質の良さを実現したサテンフリルプルオーバー。ぜひお気に入りの1着に加えていただけたら嬉しいです。